消費者保護への取り組み
消費者の美容や健康への関心が高まり、美容業界全体が成長しています。
しかし、急速な業界の拡大や新規サロンの増加により、技術不足による施術トラブルや経営不振による突然の店舗閉鎖など、消費者に不利益を及ぼす問題が深刻化しています。
こうした状況を受け、JMBは消費者保護の観点から以下の取り組みを推進しています。
消費者窓口の設置
協会では、サロンと消費者間で発生する様々な問題に対応するため、消費者専用の相談窓口を設置し、契約トラブルや施術トラブルに対しての解決策をアドバイスしています。
また、協会は行政機関から情報提供の要請を受けることも多く、問題解決に向けてのパイプ役を果たしています。
1.問題解決のサポート
消費者からのトラブルに対応し、行政機関と連携して迅速かつ効果的に問題を解決します。
また、定期的に業界関係者との意見交換会を開催し、消費者の声を反映させた施策を推進します。
2.情報提供と信頼回復
美容サロンの選び方や利用時の注意点について情報を提供し、消費者の希望に応じて安全性の高いJMBの「無事故認定サロン」を紹介します。
これにより、業界全体の信頼性向上を図ります。
※相談窓口は、協会非加盟店のお客様もご利用いただけます。早期に問題を解決することで、美容業界全体の信頼性向上を目的としています。
顧客引き継ぎ救済支援(エントリー制)
廃業や倒産によりサービスを受けられなくなった顧客が、エントリーしているJMB加盟店に引き継がれることで、信頼できる新しいサロンで引き続きサービスを受けられる支援サービスです。
この支援により、業界に与える経済的な損失を防ぎ、責任ある対応を示すことで顧客の信頼を保持し、業界全体の信頼性向上にも寄与します。
具体的には、JMBが提供するマッチングサービスを通じて、閉業店舗の顧客と支援を引き受けた加盟店との間でスムーズな引き継ぎを実現します。
さらに、閉業によって職場を失った従業員に対しても救済支援を行っています。
この取り組みは、消費者保護だけでなく、美容業界全体の健全な運営を支援するための重要な施策です。
顧客が安心して新しいサロンに移行できる環境を整え、業界全体の信頼性を高めることを目指しています。
※JMB加盟店であれば、救済支援店舗としていつでもエントリーできます。
※JMB加盟店契約書附則の「消費者保護への取組みに関する利用規約」をご確認の上、顧客引き継ぎの救済支援にエントリーしてください。
※救済支援店舗には、JMBが発行する加盟認定証に「救済支援店舗」のロゴマークが付与されます。