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    日本医療・美容研究協会について

    JMBとは

    2004 年、一般社団法人 日本医療・美容研究協会(Japan Medical Beauty)を設立。
    本協会は、リスクマネジメントを主要な業務とし、美容サロンに関するコンプライアンス遵守や協会ならではの包括的なサービスを提供することで、業界の健全化を目指して
    います。
    その使命を達成するため、専門的なリスクマネジメントの実践や各種サポートを行っています。

    JMB の設立意義

    エステティックビジネスは、医師法、薬事法、あん摩マッサージ指圧師法などの法律や特定商取引に関する法律、消費者基本法、景品表示法などの関連法規に囲まれています。
    近年では、SNS の発展によりX、Instagram、Facebook などのプラットフォームが急速に普及し、情報が大量に出回る状況となっています。
    このテクノロジーの進化により、従来のリスク管理の考え方では不十分であり、個人のスキルや能力だけでは対応が難しくなっています。
    当協会では、これらの課題やリスクに対処するために、より専門的なリスクマネジメントが必要と考え、各分野の専門家と連携して包括的なサービスを長年にわたり構築してきました。
    これにより、エステサロンを中心とする業界の経営者や従業員がリスクを回避または軽減し、安心して事業に取り組むことができる環境を提供しています。

    協会概要

    名称 一般社団法人
    日本医療・美容研究協会 (JMB)
    協会事務局 事務局本部
    〒220-0004 横浜市西区北幸2-9-30 横浜西口加藤ビル6階

    TEL:045-410-1411
    FAX:045-410-1611
    月~金9:00~18:00(土、日、祝日休み)


    協会に関しての詳しい内容、案内、問い合わせ等は、事務局本部までお気軽に問い合わせください。
    役員 代表理事:飯田 康晴
    事業内容 1)提携医療機関または協力医療機関の紹介
    2)法律・医療・消費者トラブル等に対する初期対応の助言
    3)人材・教育・研修等に関する雇用促進の相談
    4)弁護士・医師・消費者問題専門家の紹介
    5)ワイドサポート制度(施術賠償保険)の提供
    6)美容関連法規の書類や書式・販促物の印刷物等の企画・制作・販売
    7)プレミアムサービス利用規約に定められるサービスの提供

    協会組織図

    JMB プレミアムサービス

    JMBプレミアムサービスは、美容業界の特徴と課題を深く理解し専門的なリスクマネジメントを提供しています。
    業界の多様なニーズに対応し、リスクを最小限に抑える包括的なサポートを通じて、業界をリードするサービスを実現しています。

    医療サポート

    ドクターサポート

    サロンで発生した施術トラブルに対して、全国のクリニックを紹介します。
    エステ業界に理解のある皮膚科、美容皮膚科、形成外科など、お客様が安心して治療を受けられるようにサポートします。
    国民生活センターの調査によると、エステを受けた4人に1人が何らかのトラブルを経験しており、赤み、痛み、かゆみ、火傷などの被害が報告されています。
    また、サロンの対応によってはお客様の感情を逆なでしてしまい、事態がさらに悪化することもあります。
    協会では、お客様への適切な対応とケアについてもアドバイスを行います。

    顧問医によるサポート

    JMBの顧問医は、美容皮膚科、美容外科、形成外科を専門としており、サロンで発生したお肌のトラブルに対する診療やアドバイスを行っています。
    顧問医によるアドバイザリーサポートがあることで、お客様からのサロンへの信頼度が高まります。
    また、自店舗が「医師サポートサロン」であることをWebサイトやポータルサイト、SNSでアピールすることで、お客様の来店動機(お店選びに迷った際の「決め手の一つ」となる)を高め、「集客」や「再来店」につながることが期待できます。


    秋月 種髙 先生 ( JMB顧問ドクター )
    医学博士 形成外科専門医

    1981年 東京大学医学部医学科 卒業
    1981年 東京大学形成美容外科 入局
    1988年 同 医局長就任
    1990年 東京警察病院京成美容外科
    2005年 同 部長就任

    2022年 志村三丁目皮フ科 院長就任
    2024年 渋谷皮膚科クリニック 院長就任

    ※自店のWebサイトやSNSに医師名およびクリニック名を記載することはできません。

    画像診断サポート

    サロンで施術トラブルが発生した際には、早期にクリニックを受診することが重要ですが、「クリニックに行く時間が取れない」や「少し様子を見たい」など、お客様の事情によっては、すぐに受診できない場合があります。
    そのような場合、一時的な対処として顧問医による画像診断サポートをご利用いただくことで、サロンはお客様に対してより適切なケアが可能となります。
    協会Webサイトの会員ページ専用フォームから画像診断をお申し込みいただけます。

    ※施術トラブル個所の画像診断は暫定的なものであり、病名を確定することや診断書を発行することはできません。
    ※お客様の既往歴、現病歴、服薬に基づいて、当人に対するサービス提供の可否を判断することはできません。

    保険とリスク管理

    ワイドサポート制度(施術賠償保険)

    JMBに加盟すると、自動的に加入できる「ワイドサポート制度」は、美容サロンで提供されるほとんどの施術トラブルをカバーしているため、個別に保険に加入する必要がありません。
    美容業界においては、トラブルの発生頻度が高いため、手厚い補償を提供する団体保険への加入が推奨されます。
    JMBには年間200件を超える施術トラブルの相談が寄せられており、協会が紹介する医療機関での治療により、多くのトラブルは早期に解決しています。
    しかし、長期治療が必要なケースもあり、その際には治療費やお見舞金、さらにはお客様への心のケアなど、サロンが負う精神的・金銭的な負担は軽視できません。
    いざという時に、本制度によるサポートがあることで、サロンの負担を最小限に抑えることができます。

    ※火災保険への加入をご希望の場合は、個別にご案内いたしますのでJMBスタッフまでお問い合わせください。


    美容関連問題の相談

    施術トラブル以外の問題についても、専門家による助言やアドバイスを行います。
    <契約や解約に関する相談>
    ・中途解約や返金時の計算式、適切な計算式とNGな計算式について
    ・数年後に発覚した概要書面や契約書の未交付、対応方法について
    <内部者が関わる相談>
    ・従業員に対する社内規程や就業規則の不備
    ・スタッフや退職者による機密情報や顧客情報の持ち出し
    ・スタッフの出退勤タイムカード不正や売上金の盗難など
    専門性の高い相談が多いため、専門家との連携によって早期解決が可能となります。

    法務と美容コンプライアンス

    各種書面の整備とリーガルチェック

    エステティック業界は、専門的な知識と技術に基づく「サービス業」として広く認知されていますが、その運営には複数の監督省庁が関わっており関連法規や規制が複雑です。
    そのため各サロンが関連法規を学び、法令遵守することが求めらています。
    具体的には、以下の書類の記入や交付が必要となります。
    ・概要書面および契約書 
    ・推奨商品購入申込書 
    ・サービス期間延長届け 
    ・未成年者契約同意書 
    ・無料サービス確認書 
    ・美容施術明細書など、
    そのため、協会では業界の慣行や専門知識に詳しいアドバイザーが、特商法に関する文書や各取引に必要な書類のリーガルチェック、ひな形の提供サロンオリジナル書面の作成を行っています。

    ※口頭契約は、その内容が明確に記録されていないためトラブルの原因につながります。

    石井 逸郎先生
    ( JMB顧問弁護士 )

    士業によるサポート

    加盟サロンは、困った時に協会顧問の専門家に相談できます。
    ※専門家とは、士業(弁護士・社労士・税理士)を指します。
    初めの段階では、サロンと専門家が直接話すことはなく、協会が仲介する相談フローとなるため、タイミングを気にせず相談できます。

    <加盟サロンのメリット>
    ・困った時に何度でも専門家に相談できます。
    ・相談の手順は、サロン→協会→専門家となります。
    ・相談への回答は、専門家→協会→サロンへと行われます。
    協会の仲介により、ミスマッチが起こりにくい環境が整えられています。
    ※相談の内容によっては、専門家と直接対話することも可能です。
    ・会員は着手金や成功報酬などの追加費用に対する割引があります。
    ※割引価格は実務内容により個別にお見積りいたします。

    一般的な顧問契約の場合、弁護士3万円、社労士2万円、税理士3万円と、かなりのコストがかかりますが、本サポートでは会費内で全ての専門家に相談できます。
    (着手金や成功報酬は除く)
    協会に所属している専門家は、加盟サロンに対して10年以上の相談経験を持ちサロンは適切なサポートを受けることができます。

    ブランド力の向上と経営サポート

    加盟店認定証の発行

    JMBロゴの使用について

    無事故サロンの証
    「Authentic Salon認定スタンド」

    無事故サロン認定制度(エントリー制)

    JMBでは、加盟サロンの施術トラブルや契約に関するトラブルなど、さまざまな相談を受け付けています。
    その中で、一定期間トラブルがなく健全な運営を行っている加盟サロンには、「無事故サロン」として認定証を贈呈しています。
    契約に関するトラブルや美容機器による事故が相次ぎ、消費者からの不信感が高まっており、業界全体のイメージが損なわれています。
    この状況は、真摯に取り組んでいるサロンにも悪影響を及ぼしています。
    協会の「無事故サロン認定」を受けることで、他店との差別化が可能となりサロンの信頼性が高まります。
    これにより、お客様にとってのサロン選びの基準となり、安心してサロンに通える環境を提供することができます。

    例えば、「当店は3年連続で無事故サロンとして協会より表彰されました!」というメッセージを自店のWebサイトやポータルサイト、SNSでアピールすることで、当店が「真摯で」「信頼できる」「誠実な」サロンであることをお客様に訴求できます。
    これにより、お客様の来店動機が強まり、お店選びの「決め手の一つ」となる可能性が高まります。

    ※無事故サロン認定制度の概要は、加盟店専用ページ内の「無事故サロン認定制度ガイドライン」をご覧ください。
    ※無事故サロン認定制度にエントリー希望の方は、協会Webサイトの加盟店専用ページ内の「無事故サロン認定制度エントリーフォーム」から申請してください。

    消費者保護とサロンマッチングによる送客支援

    JMBは消費者保護に向けた取り組みとして、美容サロンに通う全国の消費者から、美容サロンで生じたトラブル相談に対応する「消費者相談窓口」を設置しています。
    この窓口では、トラブル相談を受けた後、消費者の希望に応じて、信頼できるJMBの優良サロンを紹介しています。
    消費者のニーズに合った優良サロンをJMBがマッチングすることで、消費者と美容サロンの双方にとってより良い環境を提供していきます。

    ※詳細は、会員ページ「消費者保護への取組みに関する利用規約」をご確認ください。

    KIZNA決済サービスは、JMB協会より優れたサポートやカスタマーサービスを提供する決済サービスとして、4年連続プロダクツ賞を受賞しました。

    KIZNA決済サービスは、美容業界における特定継続的役務提供の決済において最も利用されている決済サービスです。

    クレジットカード決済サービス「KIZNA(キズナ)」

    世界最大の決済プラットフォーム を提供するPayPa(l ペイパル)社と共同開
    発した、「美容サロン専用の決済サービス」です。
    加盟サロンは導入費用や月額固定費が無料でご利用いただけます。

    <サービスの主な特徴>
    ・法人、個人、新規オープンの店舗でも導入可能です。
    ・「一回払い」と「継続課金 」の2つの決済方法が利用できます。
    ・特定継続的役務提供(コース契約や回数券)の決済が可能です。
    ・非対面で行うURL決済 (メールリンク型)が利用できます。
    ・「継続課金」は定額制やサブスクの決済に便利です。
    ・決済できる国際ブランドは、VISA/Master/JCBカードの3種類。
    ・決済手数料は「3.5%~3.9%」(全てのブランドで同率)です。
    ・国際ブランド付帯のデビットカードも決済いただけます。
    ・振込サイクルは「月3回払い」と「月1回払い」の2種類から選択できます。
    ・未決済月でもペナルティはありません。
    ・パソコンやタブレットで行うウェブ決済で、カードリーダーは不要です。
    安心してご利用いただける美容サロン向けの決済サービスです。

    ※1:継続課金とは、お客様のクレジットカードから継続的に自動決済するシステムです。
      次回(2回目)の決済からクレジットカード情報を入力することなく自動決済が行われます。
      また、金額、回数、決済日を自由に決めることができ、契約の途中で変更することも可能です。
    ※2:URL決済とは、お客様に電子メール、SMS、LINEなどで決済手続き画面のURLを送信し、
      お客様自身で決済するサービスです。お客様は簡単な作業で決済が完了します。

    ※事前に断りなく、サービスまたはサービスの一部を変更、停止、終了する場合がございます。
    ※本書に掲載している情報の正確性について万全を期しておりますが、その内容について保証するものではありません。

    消費者保護への取り組み

    消費者の美容や健康への関心が高まり、美容業界全体が成長しています。
    しかし、急速な業界の拡大や新規サロンの増加により、技術不足による施術トラブルや経営不振による突然の店舗閉鎖など、消費者に不利益を及ぼす問題が深刻化しています。
    こうした状況を受け、JMBは消費者保護の観点から以下の取り組みを推進しています。

    消費者窓口の設置

    協会では、サロンと消費者間で発生する様々な問題に対応するため、消費者専用の相談窓口を設置し、契約トラブルや施術トラブルに対しての解決策をアドバイスしています。
    また、協会は行政機関から情報提供の要請を受けることも多く、問題解決に向けてのパイプ役を果たしています。

    1.問題解決のサポート
    消費者からのトラブルに対応し、行政機関と連携して迅速かつ効果的に問題を解決します。
    また、定期的に業界関係者との意見交換会を開催し、消費者の声を反映させた施策を推進します。

    2.情報提供と信頼回復
    美容サロンの選び方や利用時の注意点について情報を提供し、消費者の希望に応じて安全性の高いJMBの「無事故認定サロン」を紹介します。
    これにより、業界全体の信頼性向上を図ります。

    ※相談窓口は、協会非加盟店のお客様もご利用いただけます。早期に問題を解決することで、美容業界全体の信頼性向上を目的としています。 

    顧客引き継ぎ救済支援(エントリー制)

    廃業や倒産によりサービスを受けられなくなった顧客が、エントリーしているJMB加盟店に引き継がれることで、信頼できる新しいサロンで引き続きサービスを受けられる支援サービスです。
    この支援により、業界に与える経済的な損失を防ぎ、責任ある対応を示すことで顧客の信頼を保持し、業界全体の信頼性向上にも寄与します。
    具体的には、JMBが提供するマッチングサービスを通じて、閉業店舗の顧客と支援を引き受けた加盟店との間でスムーズな引き継ぎを実現します。
    さらに、閉業によって職場を失った従業員に対しても救済支援を行っています。
    この取り組みは、消費者保護だけでなく、美容業界全体の健全な運営を支援するための重要な施策です。
    顧客が安心して新しいサロンに移行できる環境を整え、業界全体の信頼性を高めることを目指しています。

    ※JMB加盟店であれば、救済支援店舗としていつでもエントリーできます。
    ※JMB加盟店契約書附則の「消費者保護への取組みに関する利用規約」をご確認の上、顧客引き継ぎの救済支援にエントリーしてください。
    ※救済支援店舗には、JMBが発行する加盟認定証に「救済支援店舗」のロゴマークが付与されます。

    入会のご案内

    入会のご案内

    協会では、プレミアムサービスを通じてリスクマネジメントの分野をサポートすることで、個々のリスクに対するスキルアップや経営者、マネージャーとしてのリーダーシップや判断能力を育成します。
    また、組織全体のリスク管理能力が向上することで、持続可能な業績や成長を実現するための基盤が築かれます。
    協会の理念や価値観に賛同いただき、業界全体の健全な発展を推進するために、皆様の加盟を心よりお待ちしております。

    登録費用とプレミアム会費

    入会までの流れ

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